【TidalCycles】Tidal Cycles をインストールする

はじめに

最近本屋を徘徊していたらこんな本があったのを偶然発見。

演奏するプログラミング、ライブコーディングの思想と実践 ―Show Us Your Screens

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田所さんの本だ。ライブコーディング本とは・・・日本初かな? TidalCyclesネタなんて超ニッチじゃないでしょうか。売れなさそう・・・・。 そういえばTidalは昔少しだけかじってたんですが、色々やるも「金にならない!」と我に返り、挫折してそのまま忘却。

そして2019年、何か新しいことやってみようと毎年の目標を考えてみるも、フロントエンド業で特にチャレンジしたいものもなく(reactやvueは仕事でやれる)、WebGL金にならないし仕事上の必要性もあまりない。ReactNativeやFlutter、Electronでアプリ作るのも作りたいもネタがない。rust+web assembleyはまだ早い気がする(仕様変更かかりまくりでついていくのが大変)。サーバーサイドやインフラを今からやるものどうなのか。などと考えてる中、ふと本のことを思い出した。どうせ不必要なことをやるなら思い切ってTidalCyclesを再学習してみるか、そしてお金に出来るくらいライブが出来るくらい作り込んでみるのもアリかもしれない。

おそらく堅実に生きるためにすべき勉強することもあるんですが、もう人生色々棒に振り気味の事をやってもいいかなと。今ここでは書けない人生のターニングポイント(負の方向寄り)にいるんですが、悩んでたら段々どうでも良くなってきました。開き直り40半ばのおっさんが挑戦してみます。勉強も、ただやるのもアレなのでやったことをメモ/記録しておきます。

インストール

とりあえず最新版(1.0.7)を入れます。

当方開発マシンはMacなのでこちらを参考にします。 MacOS installation - TidalCycles userbase

atomとgitはすでに入っているので省略。

1.Haskell(8.6.3)をインストール

DLしてまるっと入れます。

2. SuperCollider(3.10.0)をインストール

DLしてまるっと入れます。

3. cabalのアップデートとtidalのインストール

cabalはHaskellのパッケージマネージャーでしょうか。 下記コマンドを実行。

cabal update
cabal install tidal

環境はインストールできたので使えるようにしましょう。

4. SuperColliderにSuperDirtをインストール

tidalでは音響生成エンジンにSuperDartを使うのでスパコラに入れてあげます。 スパコラ起動してエディタを立ち上げたら

include("SuperDirt")

を入力して、入力した行にカーソル置いた状態でcmd + enterでコードを実行。 コンソールにインストール状況が表示されるはず。

5. atomにtidalcyclesパッケージをインストール

packageがあるので入れます。これでatom上から直接コード実行出来るようになります。

これで環境は整ったっぽいです。

動作確認

https://tidalcycles.org/index.php/Start_tidalcycles_and_superdirt_for_the_first_time こちらを参照に動作確認してみましょう。

スパコラを再起動してエディタより

SuperDirt.start

を実行する。

自分の場合ここでエラーが発生。

ERROR: Input sample rate is 16000, but output is 48000. Mismatched sample rates are not supported. To disable input, set the number of input channels to 0.

どうも入出力のフォーマットを合わせないと駄目らしい。 MacなのでAudio MIDI設定から入出力の設定を統一した。

実際のコードを書きます。 atom上で

d1 $ sound "bd sn"

と書いて、cmd + enterで実行。kick & snareが鳴ったら大成功。

終わり

とりあえず色々やってみようと思います。昔一瞬かじりましたが、その当時の記憶は完全に消えているので最初から勉強し直しです。しんどいぞ。

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本を買おうかは悩み中。

次はシーケンス組むorビート組む、のどちらかをやってみようかなと。昔作ったtdサンプルの残骸がどこかにあったはず・・・。